おうちづくりを始めるにあたって、「何から始めたらよいのか」「どのように計画をたてればいいのかな」など、わからないことだらけだと思います。
でも大丈夫です。みんな初めての人が多いです。
実際、やることはたくさんあります。土地から探す場合や建て替えの場合など様々です。
しかし今回は、おうちづくりを始めるにあたっての大事な心得について解説していきたいと思います。
理想のおうちづくりを実現できるのはお家を建てる人だけです。ハウスメーカーや工務店からの提案はあくまでも提案です。
実際に住むのはみなさんです!「理想のおうちとはどんなおうちだろう?」と考えることが大事です。
この記事を最後まで読んで理想のおうちづくりの第一歩を踏み出しましょう。
【もくじ】
1.理想の暮らしを思い描く
2.家のコンセプトを作る
3.雰囲気・色身をイメージする
4.まとめ
1.理想の暮らしを思い描く
新しいお家でどのような暮らしをしたいですか?
どうしたら毎日楽しい生活ができると思いますか?
想像で大丈夫です。少し考えてみましょう。
「家事が楽になれば少し余裕ができる」「掃除が大変だからもっと収納スペースがあれば部屋がスッキリする」「子どもが思いっきり遊べるプレイルームで一緒に遊びたい」など、今の生活を基準に改善したいことが出てきたらそれがヒントです。
大切なことなので、携帯のメモやノートに書き留めておきましょう。
今の生活に文句がない!今の家が完璧!という人のほうが少ないです。
みんな何かしら不満があったり改善したいと思っていることがあるはずです。
家を建てるにあたって、今の不満を次の家に持ち越さないということが大切になってきます。
せっかく注文住宅を建てるのに不満が改善されないまま一生の買い物をするのはもったいないです。
また、今の生活に慣れてしまってどこを改善したいのか自覚していない人も多いです。
そういう場合は今の生活のモヤっとポイントを探しましょう。
収納が足りない、部屋が狭い、欲しい家具が置けないなど、なんでもいいです。
少しでも自分はどういう暮らしを理想としているのかについて考えることが失敗しないおうちづくりには欠かせません。
少し面倒くさいかもしれませんが、小さめのノートを一つ用意することをお勧めします。
綺麗にまとめたり、写真を貼ったりすることはありません。
思ったことを書いてください。人に見せる必要もないので自由に書きましょう。
理想の暮らしが思い浮かばなかったらドラマやアニメからヒントをもらうのも良いです。
○○ドラマの○○さんのような暮らし。○○アニメの○○ちゃんのような暮らし。など、イメージで大丈夫です。
ちなみに筆者は、魔女の宅急便のキキの実家みたいな家が昔から憧れです!
どうでしょう?少しはイメージできましたか?
イメージする練習をすると次から次にイメージが湧きやすくなるのでたくさん書き出してみてください。
2.家のコンセプトを作る
理想の暮らしのイメージが少しづつ出来上がってきたら、家のコンセプトについて考えましょう。
おうちづくりの打ち合わせをする際に重要なポイントになってきます。
コンセプトを決めるということは方向性を決めるということです。
例えば、「子どもたちとたくさん遊べる木のぬくもりを感じられるおうち。」というコンセプトがあれば、コンクリートのモダンなおうちを建てることはありませんよね。
「介護を視野に入れたおうち」を建てるのに階段がたくさんある2Fリビングのおうちを建てる人はいないと思います。
このようにコンセプト決めは家をどんな家にするのかという方向性を決めるのに重要です。
1章で書いた「理想の暮らしを思い描く」ことは、住む人一人ひとりで考えられることですが、家のコンセプトに関しては家族全員が住むおうちなので、少し話し合ってみていください。
話し合いで出た意見はメモしおいて、ハウスメーカーや工務店の担当者に相談するのもよいでしょう。
3.雰囲気・色味をイメージする
床の色や壁の色、建具の色で部屋の印象が大きく変わります。
明るい床は部屋全体を明るくし、濃い色の床は部屋に重厚感が出ます。
床の色は部屋ごとや階ごとに色を変更できる場合が多いのでイメージに合わせて変更してみてもよいでしょう。
リビングがある階は廊下とリビングの床の色を同じ色にしたほうがお部屋自体が広く感じるのと、統一感が出るのでおすすめです。
寝室は、休む部屋なので壁紙の色を薄いグレーや薄いベージュにすると落ち着いた空間になります。アクセントクロスに濃い目の色を持ってくるのもよいでしょう。
このように、床の色や壁の色は部屋の印象を大きく変える要素です。
どんな雰囲気のおうちに住みたいのか。どんな色味の部屋が落ち着くのか。イメージしてみましょう。
ネットやSNSでイメージ写真を調べてみるのもおすすめです。
まとめ
今回はおうちづくりを始めるにあたっての心得を紹介しました。
いかがでしたでしょうか。素敵なおうちに住むイメージはできましたか?
最初はわからないことだらけで大丈夫です。少しずつイメージ作りを進めていきましょう。
今住んでいるおうちを基準にして考えてみるのもよいと思います。
「今よりもこうしたいな」「こんなことができたらいいな」と、考えることが大事です。
この記事を参考にして素敵なおうちづくりをスタートさせましょう!
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