重要!家を建てるときに大切にしてほしい考え方!!

おうちづくり

家を建てることになった時に、何を基準にどう考えてこれから決断して行けばいいのかわからない方が多いと思います。

というか、ほとんどです!

何回も家を建てたことがあって、慣れてます!みたいな人は少なくとも私は出会ったことがありません。

家を建てるということは、考えれば考えるほど難しいですし、何が必要なのかお金は一体いくらかかるのか・・・

わからない・・・どうしよう・・・

と、楽しいはずのマイホーム計画なのに現実を見始めるとなかなか気分が乗ってこないということがあると思います。

そんなときに、基準となる考え方をみなさんに覚えておいて欲しいです!

今日はマイホームを計画するうえで基準となる考え方について解説していきます!

ぜひ最後まで読んで、楽しいマイホーム計画の参考にしてみてください!

【もくじ】
・今住んでいる家を基準にして考える
・モヤっとポイントを整理する
・家族の生活スタイルを把握する
・まとめ

今住んでいる家を基準にして考える

おうちを計画している人たち全員に覚えておいてほしいことですが、

「今住んでいる家を基準にして考える」

これが一番重要だと私は思っています。

おうちづくりは決めることが山ほどあります。

そして、選ぶものすべてにオプションやグレードがあります。

良いものはよく見えるし、高いものは確かに機能がよくて使いやすいものもたくさんあります。

しかし、すべて最高グレードにすることはできません。

悲しいことに、おうちづくりには“予算”もつきものだからです。

もちろん、気になったものや憧れている物があればどんどん遠慮なく見積を出してもらいましょう。

出された見積にしっかりと向き合えばいいのです。

たくさん見積もりを出してもらって、最終的に決断するときの基準は、

「今住んでいる家を基準にする」

これを忘れないでください。そうすることで、決断しやすくなることがあります。

なぜここまで重要な考え方かというと、現在住んでいる家はみんなそれぞれ設備や住みやすさなどが違うからです。

ある程度整った設備や広さがあるマンションに住んでいる人が家を計画する場合と、家族が増えて狭くなってしまった賃貸住宅に住んでいる人が家を計画する場合とでは基準となる考え方が違いますよね。

もっとわかりやすく言うと、1坪のお風呂に住んでいる人と0.75坪の小さめなお風呂に住んでいる人とでは基準となるお風呂の大きさが違います。

1坪の人は、新しく家を建てるのにわざわざ小さい0.75坪のお風呂にしないですよね。

1坪の人は1坪以上の広さが基準になります。

0.75坪の人も同様です。今と同じかそれ以上の広さを求めるはずです。

このように、基準となる考え方があると物事が決めやすいです。

そして、もう一つみなさんに覚えておいてほしい大切なことがあります。

それは・・・

「今の暮らしよりも下のグレードのものにはしないこと」

予算の関係で、何らかのグレードを下げたり、何かをやめたりする場面が出てくると思います。

その時に、今の暮らしよりも下のグレードにすることはあまりおすすめしません。

なぜなら、生活の質が下がってしまうからです。

住みやすい家に住みたいのに、今の家よりも下のグレードのものばかり選んでしまって結果的に住みづらいおうちになってしまっては元も子もありません。

お金にかかわることなので、やむ負えずということはあるとは思いますが、何かを決めるときの参考にしてもらえると嬉しいです。

モヤっとポイントを整理する

日々生活をしていて、モヤっとすることはありませんか?

例えば、

「もう少しここの収納が広かったらいいのにな」

「玄関が狭くて靴の置き場がない」

「トイレの臭いが気になる」

「キッチンが狭い」

「脚を伸ばしてお風呂に入りたい」

など、日頃いろんなことを思いながら生活していませんか?

実はこのモヤっとポイントとっても重要なんです!

おうちを計画するときに、新しい間取りを営業マンから提案されると思いますが、

営業マンから提案される間取りだと、どうしてもよく見えてしまうことがあります。

何となくこの間取りいいかも!と、何となくで進んでしまうと今生活していて感じているモヤっとポイントが解消されないままになってしまう場合があります。

なので、モヤっとポイントは日頃感じたときに携帯のメモやおうちづくりノートに書き留めておくことをおすすめします。

もしくは写真を取っておくと良いです。

営業マンや設計担当者にどこをどのように改善してほしいのか伝えることができるようにしておきましょう。

モヤっとポイントは整理していくうちに、自分のモヤっとポイントの傾向がわかってきます。

「いつもモヤっとするポイントは決まってキッチン周辺だな」

「ゴミをまとめる時にいつもイライラしてしまうな」

「キッチンシンクの水はねがすごくいつも不快っだな」

など、ここまでわかってくれば改善すべきポイントがわかってきます。

「私はキッチンにこだわりたいんだな」

「キッチンが改善されればもう少し余裕のある生活ができそうだな」

このように、イメージができてきます。

今感じているモヤっとポイントは新しい家に行けば解決されるわけではありません。

モヤっとポイントはよりよい暮らしをするためのヒントだと思って大切に書き留めておきましょう。

家族の生活スタイルを把握する

以前の投稿で、理想の家についてイメージすることが大切だというお話をしました。

私は魔女の宅急便のキキの実家のような家がいいなとお話ししました。

理想の家について想像するとき、私はワクワクしてとても楽しい気持ちになります。

でもここで一つ問題があります。

「理想の家=住みやすい家」とは限らないということです。

えーさすけさん嘘つきじゃないですか!

言ってることが違うんですけど!信用できません!

と思ってるそこのあなた!ちょっと待ってください。汗

もちろんイメージすること、夢をもつこと、目標とするおうちについて考えることはとても大切です。

しかし、住むのは自分だけではなく家族全員です。

イメージができたなら、そこに自分の家族が住んでいる想像をしてみてください。

「憧れてたおしゃれな洗面化粧台があったけど、家族が多いから2ボールタイプの洗面化粧台にしたほうが良さそうだな」

「朝トイレがすごく混むから、トイレは2つ必要だな」

「子どもの部活の関係で洗濯する頻度が高いから部屋干しできるスペースを作ったほうがよさそうだな」

など、具体的な生活スタイルを理想のおうちのイメージにどんどん肉付けしていってみてください。

こうすることで自分だけの特別なおうちのイメージが出来上がるはずです。

そのためにはまず、自分と家族の生活スタイルを把握しておきましょう。

家に生活スタイルを合わせるのではなく、家族の生活スタイルに家を近づけましょう。

これが家族だけの理想のおうちの第一歩です!

まとめ

何度も言いますが、おうちづくりはイメージが大切です!

図面上の打ち合わせ通りのものが実際に建ってしまいます。

決断したらもう後戻りはできません。

もしイメージが苦手なら、思ったことはどんどんノートに書き込んでいきましょう。

今回紹介したモヤっとポイントを整理して、理想のおうちの条件などをどんどんノートに書いていくうちに、自分の考えがだんだん整理できてくるはずです。

難しいことは一つもありません。

今の生活を基準に、一つ一つ整理していけばいいのです。

ぜひ楽しんでください(*^-^*)

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